私はずっとMacBookを愛用しているが、クラムシェルモードで使うのはちょっと遠慮している。
4Kモニターと並べて使用している。
なぜなら、クラムシェルモードには私の使い方では都合の悪い点が沢山あるからである。
この記事では、僕の実体験と考えをもとにその理由を具体的に紹介する。
また、この記事のMacBookはMacBook Pro M1 16inchを想定している。
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クラムシェルモードをやめた:MacBookのディスプレイを丸ごと楽しみたい

私はMacBookの美しいディスプレイを活かしたいと考えている。
MacBookにはLiquid Retina XDRディスプレイが搭載されている。これは、あの50万円以上するPro Display XDRと同等の品質を持つ。1
これを活かさない手はない。
- クラムシェルモードだと内蔵ディスプレイを封じ込めてしまう
自分が使うソフトウェアの色彩や細部まで、ディスプレイの魅力を味わいたい。ディスプレイの解像度や発色は、私の作業効率やモチベーションにも大きく影響する。
ただし、メインで使う4Kディスプレイと輝度や色味が絶妙に異なる点だけは気になっている。
クラムシェルモードをやめた:トラックパッドを活かす

クラムシェルモードではMacBookのトラックパッド付属の当たり前だが使えなくなってしまう。
そして、使うためには別途トラックパッドを用意する必要がある。トラックパッドの滑らかな操作感は、日常の作業やちょっとしたジェスチャー操作にも大いに役立つので好みだ。
しかし、物を増やすのは嫌だという相反する感情を解消するにはこれがベストだと思う。
クラムシェルモードをやめた:排熱の問題がもたらす心配

クラムシェルモードだと、MacBook本体の熱がこもりやすいという印象がある。
- 本体を閉じることで、熱が十分に逃げにくくなる
- 長時間の作業や負荷のかかる処理で温度が上がりやすい
エアフローは、パフォーマンス維持のために重要な要素だから、自然な開放状態を好む。
クラムシェルモードをやめた:スピーカーの音がこもる問題

クラムシェルモードにすると、スピーカーからの音がこもって聞こえる。
(おそらく)MacBook本体の設計上、開いた状態前提で設計されている。
音楽を聴く時も、動画を楽しむ時も、クリアなサウンドを楽しみたい。しかし、そこまでスピーカーにこだわりがある訳ではない。
そして、別途スピーカーを用意すると机の上にまた物が増えてしまうので、やはりこれがベストだと思う。
クラムシェルモードをやめた:Touch IDを活かしたい

Touch IDはセキュリティ面だけでなく、使い勝手も抜群だ。
- クラムシェルモードでは、Touch IDを搭載したMacBookのキーボードが使えなくなる
- すぐに認証できる利便性が損なわれるのは、単純にストレス
「Touch IDが使えるMagicKeyboardを使えよ」と言われそうであるが、ポンポンと物が買える訳ではない。今、持っている物でどうにかしなければならない。

加えて、私が今使っているキーボードはそもそもMagicKeyboardですらない。NuPhy Air75 V2を使っている。
まとめ:自然体を追求する

以上の理由から、私はMacBookをクラムシェルモードで使わない。
- 美しいディスプレイを活用したい
- トラックパッドを活用したい
- Touch IDを使いたい
- 放熱性能やスピーカーの音質を維持したい
もちろん、外部ディスプレイとの接続やスペースの有効活用など、クラムシェルモードが適している環境もある。
私はあくまで自分の使い方として、最も快適な方法を紹介してみた。自分のライフスタイルや作業スタイルに合った使い方を見つけることが、何より重要だと私は思う。
- https://funq.jp/flick/article/777285/ を参照 (2025/03/29) ↩︎