元々使っていた4kのモニター(Philips製)をぶっ壊してしまったため、モニターを至急買った。
のは嘘で、一時期ミニマリスト的思考に苛まれていたため、Meta Questがモニター代わりになればいいな!的なことを考えていた。そのため1ヶ月ぐらいはモニター無しで生活していたが結局耐えられずに買う羽目になってしまった。(今、私がモニターを持っているということはどういうことかを私の悲しい気持ちと共に汲み取ってほしい)
そこで、リモコンで操作できるモニターを発見し、気になって買ってみたので紹介する。
BenQ EW2880U : 外観レビュー
内容物はこんな感じ。
コンセントに繋げるケーブルを見れば分かる通り、電源内蔵型のモニターです。とても嬉しい。
そして誰も見ることのない説明書。リモコン。
さらに、HDMIケーブルとTypeCケーブルも同梱されている。このTypeCケーブルはもちろん映像転送対応である。
このHDRi:. マークはBenQ独自のHDRテクノロジーを表すものである。
BenQ EW2880U : 実際の使用感
TypeC映像入力かつ給電に対応しているのはとても便利。TypeC映像出力に対応しているノートパソコンを持っている人は少しお金を出してもTypeC映像入力に対応しているモニターを買うべきである。
私は主にMacbook Pro 16インチを使っているが、それもTypeCケーブル1本でモニターと繋げて映像の入出力と給電を賄っている。(Macbook Pro付属の140W対応ACアダプターは大きすぎてなるべく使いたくないし、使わなくて済んでいるので助かる)
そして、モニターに繋げるのはMacbookだけではない。私の場合は、Windowsが必要になった時のための自作PCと社用ノートパソコンを繋げる必要がある。
もちろん、映像ソースを切り替えるには、モニターに触っていちいち細かいボタンをポチポチ触る必要がある。のが普通のモニターであるが、このモニターには別途リモコンがついているのでその煩わしい作業がリモコンのボタンを押すだけでよいのは煩わしさがなくて快適である。しかし、この機能にどれだけの金額的な価値があるのかは分からない。私の場合、追加で1000円までなら払える。けれどそのレベルである。あったら嬉しいけど、無かったらそれでも良いぐらいの価値なのがこの赤外線リモコン。
少し注意が必要なのは、赤外線の受信モジュールがモニター下部に出っ張っている。そして、その部分が隠れるとリモコンが全く反応しなくなる。注意が必要。
加えて、この邪魔すぎるスタンドも特筆するべきであろう。Dellのモニターみたいに四角形で平面なスタンドで良かったのに、なんでこんなデッドスペースが生まれそうなデザインにしてしまったのか。そして安定性も怪しい。そのため、私は速攻でモニターアームを買ってスタンドはクローゼットへ幽閉した。(クローゼットの中でも場所とって邪魔なのであるが)二度と引き出さないだろう。
パネルの品質とか、色の正確さとかは ちもろぐ などの正確なレビュー記事を参照して欲しい。あくまで本記事は実際の使用感のレビューに留める。
実際、Macbook Proのディスプレイに比べると、最大輝度が圧倒的に劣る。暗すぎる。Macbook Proはグレアパネルで、この製品はノングレアなので純粋に比較するのは酷な話かもしれないがスペックシート上でも劣るのは確実。
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おわりに
リモコンは、あったら嬉しい、なかったらそれで良い。それでいて、映像は平凡。嬉しい4K解像度である。
リモコンに価値を感じられたら是非。