先日、四日間韓国(主にソウル)に旅行していたのだが、気候同行カードなる乗り放題パスを見つけたので紹介する。
韓国・ソウルを旅行する際、多くの人がT-moneyカードやWOWPASSを使っていると思う。なぜなら巷ではT-moneyカードやWOWPASSが勧められているからである。
しかし、コストパフォーマンスと利便性を考慮すると、「気候同行カード(Climate Card)」が最適な選択肢となる。本記事では、このカードの特徴、購入方法、利用方法を詳細に解説する。
気候同行カード(Climate Card)とは?

下に小さくT-money と買いてあるが、私たちが思っているT-moneyではない。
気候同行カードは、ソウル市内の公共交通機関である地下鉄(ソウルメトロ)と市内バスの乗り放題機能を提供する交通パスである。
日本の「東京メトロ乗り放題パス」に相当する。東京メトロのそれよりずっと安いが。
気候同行カードの料金と有効期間
下記の表は、利用日数に応じた料金体系である。
利用日数 | 料金 |
---|---|
1日 | 5,000ウォン |
2日 | 8,000ウォン |
3日 | 10,000ウォン |
5日 | 15,000ウォン |
7日 | 20,000ウォン |
滞在期間が長いほど1日あたりのコストが低下するため、長期滞在者には特にお得になる。(1日利用でも割とお得だが)
ソウル地下鉄は初乗りが1,400ウォンであり、距離に応じての加算がそこまで大きくないから元々安いのだが、1日券でも1日当たり4回ほど乗れば元がとれる計算になる。
加えて、ソウル市内から空港鉄道(各駅停車である青いほうのA’REX)も乗れる。ソウル駅から仁川国際空港まで4,450ウォンなので、ほぼこれで元がとれる。
ただし、仁川国際空港での下車に限り、仁川国際空港からソウル方面の乗車には使えない。ソウルから途中の弘大やDMCで降りたりもできない。

気候同行カード(Climate Card)の買い方
気候同行カード(Climate Card)はどこで買えるのか?
気候同行カードは、下記の場所で購入できる。
- 地下鉄駅周辺のコンビニ(CU、GS25、セブンイレブン)
- 駅構内のお客様案内室
気候同行カード(Climate Card)の買い方
- コンビニのレジで「気候同行カードをください」と伝える。
- 店員がT-moneyカードと混同する場合があるため、「Climate Card」であることを確認する。
- 3,000ウォンを支払い、カード本体を受け取る。
- 受け取ったカードを持ち、駅構内の券売機へ向かう。(この時点ではまだ使えない!)

気候同行カード(Climate Card)の利用方法(乗り放題機能の有効化)
このカードは購入しただけでは乗り放題にならない。駅構内の券売機で利用期間を設定し、料金を支払う必要がある。
気候同行カード(Climate Card)の有効化方法
- 地下鉄駅の券売機を探す。
- 「気候同行カード」のチャージオプションを選択。
- 希望する利用日数を選択し、現金で料金を支払う(クレジットカード不可)。
- 支払い完了後、カードに乗り放題機能が付与される。
これで、気候同行カード(Climate Card)を使ってソウル市内の地下鉄およびバスを自由に利用できるようになる。
まとめ:ソウル観光には気候同行カード(Climate Card)が最適
ソウル市内をお得に移動するなら、気候同行カード(Climate Card)の利用が合理的。特に、1日4回以上地下鉄やバスを利用する場合、確実に元が取れる。
- ソウル市内の地下鉄およびバスが乗り放題
- 料金は1日5,000ウォン~7日20,000ウォンとリーズナブル
- コンビニや駅構内で簡単に購入可能
- 券売機で利用日数をチャージ(現金のみ対応)
ぜひ使ってみてほしい。