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3ヶ月後の感想はこちら
はじめに
Meta QuestをMacBookに繋ぐことで外部ディスプレイの代わりに使う方法について紹介する。
自称ミニマリストとして、大きなディスプレイを部屋に置くことは美学に反する。
そのため、どうにかVRヘッドセットで作業環境を作りたかった。
実際、大きなディスプレイが美学に反するくだりは茶番なのだが、外出時にも家と同じ環境で作業したいのは本音な訳である。
そして、それを可能にしてくれそうなアプリを発見したので実用例と共に紹介したい。
なお、家にMetaquestが届いてから若干1日での話なので間違っていたり使いこなせていなくてもあしからず。
今回は、Immersedというアプリを使用して作業環境の構築をする。


Meta Quest 3 はモニター代わりになるのか:Meta Quest 3について
Meta Quest自体に関してはこちらの記事も参照してほしい。
Meta Quest 3 はモニター代わりになるのか:Immersed
詳しい使い方の説明は省くが、最低限の説明だけは画像と共にしておこう。



Meta Quest 3 はモニター代わりになるのか:実用的な点
空間的な自由度
最大のメリット。狭いスペースでも複数の大きなモニター環境で作業できるのは大きなメリット。遠方に外出する時も同じ環境で作業できる利点もある。そして、画面の縦置きもできるのでコーディング等の縦画面が向いている作業する人にも良い。
そして、複数のモニターを購入して配置するのと同じような水準の価格で買える。
没入感
外界をシャットアウトすることもできる(もちろんMRモードにして現実世界に仮想モニターを追加することも可能な)ので集中できる点はあると思う。
実際スマホの画面はほぼ視界に入らなくなったので気が散ることもなくなった。
気になった点
ラグ
時々、マウスカーソルや画面遷移にカクつくのが結構気になる、有線モードでもあまり変わらないのでそういう仕様なのだろうか。
リフレッシュレート
60Hz維持できていないように感じる(体感なので感じるだけかもしれないが)。少なくとも120Hzは出ていないので高リフレッシュレートのモニターを普段使っている人は気になるかもしれない。
Meta Quest 3自体は120Hz出せるはずなので是非とも120Hz対応して欲しい。
解像感
FHD、27インチのモニターを見ているような解像感。Macbookのディスプレイを見慣れている人からするとザラつきを感じるのは間違いないが、個人的には意外とこの点はそこまで気にならなかった。
追記:長時間使っていると気になります。特にテキスト作業は文字が潰れるので厳しい。
ハンドトラッキングの精度
安定性が皆無。ゴミ。すぐに手は消えるし、ポインタは明後日の方向を指し示すし、コントローラー使わないとストレスが…
Meta Questのホーム画面でのハンドトラッキングは逆に快適に動作するので環境の問題とかではなくImmersed側の問題だと思う。
身体的負担
Meta Quest 3、重いです(Apple Vision Pro なんてこれより100 g 重いらしいので大変そう)。そのため、肩と首に負担がかかる。
そして、こちらは慣れもありそうだが眼精疲労。常に意識的に少しの力を目にかけ続けないとピントがズレるので結構疲れる。
今の所、1日2時間ぐらいで限界かなと言った感じ。
実用に耐えうるか
快適かどうかはまた別として、コーディング作業程度なら全然できる。
しかし、画面の書き換えが頻繁に起こるような用途はまだ厳しいと感じる。これに関してはハードウェア的には問題ないはずである。
ソフトウェア面でのアップデートに期待したい。
正直慣れの問題もあると思うので1日1時間程度はこの環境で作業してみようと思う。
全く使えない訳ではないのでこういう類の物に興味がある人や大きなものを減らしてみたい人は一度試してみるのも良いと思う。

